宮崎市の肌と髪の健康を考える美容室ハナヘアー日記

美容室をやってると、よく・・・

美容室ってほとんどが技術料でしょ～。
儲かるんでしょうね～・・・

なんて発想で言われたりします・・・

言われるたびにそうでもないですよ～・・・


なんて、答えるのですが・・・


ほとんどが利益ならあんたが経営してみればいいじゃ～ん・・・って、極端ですが思ってしまいます・・・（笑


でもね。

よ～く考えてください。

美容室って株式会社や企業が少ないですよね？？？

儲かるなら（利益率がいいなら）大手企業が美容業界に参入しませんか？？？

でもしてないですよね～・・・

はい、

例えばカット専門で考えると・・・

￥１０００カット。平均１０～20分でカットしたとしましょう。
1日の労働時間。約8時間。

1人あたり、15分と考えて・・・

1日約32人。。。

32人×￥１０００＝￥３２０００

1ヶ月（２５日）×￥３２０００＝￥８０００００

経費となる家賃・光熱費・etcを引いても・・・

儲かってると思う数字ですか？？？

しかも・・・

1日休憩なく、ご飯も無く、トイレも行かず・・・

で、

この金額です・・・

きっと、1年持たないでしょうね・・・


体力が・・・


理美容室の経営方法は、（料金設定等）規制が無いのであえて触れませんが、雇用促進・退職金制度・etcなど一般企業なみに理美容界を近づけるには、ある程度の規制が必要だと思います。

美容界でランク制にすることである程度の規制が保たれ、お客様もある程度理解した上でお店が利用できるのかと思います。

パーマ・カラーなど薬剤を用いる経営をするならば、美容師法をレベルアップさせ、薬剤師レベルの免許制にする。

とか・・・


薬剤知識がいくらあっても技術も伴うので1年更新の免許制。

きちんとランクアップしていけばそれなりの料金をいただくことができる。

そうなれば無駄な価格競争をしなくてすむし、美容室の企業化も期待できる。

今美容室の、1部上場企業でTAYAという企業がありますが、1部上場企業の中では、1人あたり売り上げは、上場企業の中では、最下位です。。。

1日にどれだけがんばっても最高売り上げの限度があるこの業界。

儲かる儲からないのはなしではなく、終身雇用などその他の分野についても考えなくてはならないような・・・

美容室は、経営を勉強した経営者が経営するんじゃなく、“美容師”が経営するのがほとんど・・・

安易な単価設定は、美容界全体に影響するということを頭に入れなくてはなりませんね・・・

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